
| ハードなお話し | ||||
| 24時間新水オーバーフロー | ||||
| 皆さんは水換えとか、どの程度の頻度や量で管理されてますか? 私も実は半年前まで、毎週1/3程度の水換えをしていました。 私の場合は水の導電率が低いほうがアジアには良いとのことで、前章にも記したとおり、1週間、ミクロソリウムを密植した水槽で水を廻して、予め水道水に含まれるミネラル等をミクロソリウムに吸収させて、導電率を下げた水で換水していました。 しかし、この方法ではRO水ほどではないにしろ、やはりKH等が低いためpHが下がり気味だったのです。 去年の6月から水道水の塩素濃度の上昇に伴い、薬品を使用している影響からか?水換えを行うたびに(1週間溜め水しているのに)紅龍が餌を食べないので、原水を井戸水に切り替えたところ、原水のpH6.5、ミクロ水槽で1週間廻すとpH5.5となって、飼育水槽はpH4.2前後で安定するようになってしまいました。 確かに低pHでの紅龍の飼育は発色には好影響を与えていましたが、今年の2月にpHショックで危うく魚を落とす事になりかけた経験と、常日頃、濾過設備を設計している本人が微生物の活性が低下するほどの低pHで飼育している事の矛盾から24時間新水オーバーフローに切り替えました。 この方法は、飼育水槽に1日掛けて連続的に全水量の1/6程度の水量を入れていき、溢れる分の水はオーバーフローの濾過槽から自然に流れるように給排水しました。 約3ヶ月掛けてpH4.2を7.2まで持っていきましたので、魚へのストレスは余り見受けませんでした。 振り返れば、水換えのたびに餌を食べない子が居たりして、大なり小なり水質変化にストレスを感じていたのでしょう。今は、夏と言うのに食欲も旺盛で、困っているくらいです。 今年も6月から塩素濃度や薬品の添加率が増加していますが、水質変化が極めて緩やかなせいか、食欲が落ちたりはありません。 状況が許す人であれば、24時間オーバーフローはお勧めの管理法です。 私の地域では、日間を通じて水圧の変動が少ないので、配管途中のバルブを閉めて水量を固定するだけでよいのですが、地域に寄っては減圧弁とか、その他の工夫が必要かもしれません。 ちなみに、私の地域で私の水槽クラスでの水道料金の増加は1ヶ月あたり1000円〜2000円程度のアップとなります。 冬季でも、新水常時導入によりヒーターの稼働率は余り変わらず、明らかな電気代のアップはありませんでした。 2003,9,14に追記事項 既に、熱帯魚雑誌、ALやFMの読者の投稿コーナーで、一際優れたイラストを昔から投稿されていて皆さんにもお馴染みの深い、アートシアター・シゲマツさんから、下のような簡易で出来る換水方法をご提案頂きましたので、一部、私が文章を纏めましたがシゲマツさん流の自動換水システムを原文に添ってご紹介させていただきます。 >>方法は水槽の上と下に15リットルのバケツなどを置き、朝、上のバケツに10〜12リットル(こぼさない程度)水道水を入れて置き、サイホンでエアホースのチューブから水を水槽に流し、オーバーフローであふれた水槽の水を下のバケツにためると言う方法です。(我が家では下は流しに流しっぱなしですが) この方法の利点は、ほんの少しづつ水が流れるので、水道水のままで問題ない点と、水槽からのオーバーフロー管が13ミリの細いもので十分という点です。もともとシルバーアロワナのエラめくれ(水質悪化型)を治すために考えた方法なので120cmくらいの水槽ならピッタリだと思います。あまり換水できないような印象があると思いますが、やってみるとかなり十分ですので、きらりきらさんの所のように流しっぱなしに出来ないお宅には良いと思います。 我が家ではスッポンモドキなどは60cm水槽を溜水用にしていますが、毎日60cm水槽に溜めた水を流すだけで水換えは一切していません。 ちなみに、バケツの水を最後まで吸い上げる方法は、エアホースの先に流しの水切りカゴに使う水切りネットを5cmのところで切り、大磯などの砂を入れてホースに巻き付けるという方法です。文章では判り難いかもしれませんが。(管理人・要はチューブが水面に出ないようにするアンカーですね。) ところで、この換水方法、あまり換水率は高くない印象がありますが、そうでもありませんので、注意しないと換水しすぎる恐れがあります。 以下、大体ですが計算してみました。 20リットルの水を10リットルの水で換水するとします。 20リットルの水のヨゴレを100%として、普通の換水では10リットルの水を抜き10リットルの新しい水をいれると、ヨゴレは50%。この時の換水率を100%とします。 徐々に換水されるのは計算がややこしいのでとりあえず 20リットルの水から1リットル抜き、新しい水を1リットル加えかきまぜる。 これを10回くり返すことにして 1回目−−−−95%(小数点以下は四捨五入して書いています。) 2回目−−−−90% 3回目−−−−86% 4回目−−−−81% 5回目−−−−77% 6回目−−−−74% 7回目−−−−70% 8回目−−−−66% 9回目−−−−63% 10回目−−−60% 換水率は80%になります。 これを120×45×30水槽にあてはめると毎日10リットルを垂れ流したとして、一週間で56リットル換水したことになります。 120×45×30水槽が、大体150リットルですから週一回3分の一換水している人なら、まったくしなくて良いということになります。 私なにぶん算数が苦手で計算間違ってたらごめんなさい。大体合ってると思うけど(笑) これは私自身気休め程度にしか思っていなくて、週一回の換水をいままで通りにやって逆に調子を落としたことがありますので、注意して欲しいと思いました。 以上ですが、要は、新水垂れ流しで給排水配管施工が困難な場合、飼育槽のオーバーフローパイプの取り付けや、なんちゃってオーバーフローの取り付けにより、魚に対して水変えによる水質変化のストレスを与え難い方法として、私も水質変化に敏感なアジアアロワナにも応用出来るものと思いまして、シゲマツさんに了解を頂き、掲載させて頂きました。是非、ご参考下さい。 |
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