ハードなお話し
なんちゃってオーバーフロー


各部品名称/1=VU80Aパイプ 2=VP25Aパイプ 3=TS25Aエルボ
4=エアーチューブ用継ぎ手 5=エアーチューブ(シリコンタイプ) 
6=VU50Aパイプ 7=DV50Aチーズ 8=DV50Aキャップ
9=DV50Aエルボ その他用意するもの塩ビ配管用接着剤と瞬間接着剤
ノコギリ(またはグラインダー) カッター キリ(またはドリル)

我が家の水槽のうち、エンゼルとスッポンモドキの水槽は既設の
カウンターの上に無理やりセットしてますから、カウンターに穴を明けられませんし、
ガラス水槽をお持ちの方で、オーバーフロー濾過を考えてる方は、
上の図を参考にDIYしてください。 あくまでも、私が1200水槽に合うように
製作しているものですので、配管のサイズや寸法は、使用する
水槽の大きさに合わせて製作してください。
穴加工無しでオーバーフロー濾過設備がつくれますよ。

まず、Aパーツですが、これは飼育水槽内でのゴミ採りの役目ですので、
下の部分に細かなゴミが通過する程度のスリットを入れていき、
上の部分には万一、下のスリットがゴミで目詰まりしたときに水位上昇した
時に、水が水槽から溢れるのを防ぐための水の逃げ口です。
スリットはノコギリやグラインダーで加工してください。

次はBパーツですが、図のようなコの字の形状の上部分にエアーチューブの継ぎ手を
キリかドリルで穴あけして接着剤かボンドで固定しますが、パイプ内に入る
継ぎ手部分は、カッターでカットして、出来るだけ短くしておきます。
これは、実際の使用時にBパーツ内の空気を抜くために必要です。
そして、シリコン製の柔かい、折れにくいタイプとして市販されてる
エアーチューブを20センチ程度取り付けます。

最後は、Cパーツですが、これはチーズの丁度半分の高さあたりから
水が溢れていくようになりますので、水槽にセットするときに
チーズのセンター位置が希望する飼育水槽の水位だと思って
水槽のソバに固定してください。

実際に使用に当たっては 1.飼育水槽に多めに水を張る。 2.Cパーツに
水を追加して、チーズより下が水が溜まってる状態にする。
3.そしてBパーツをAとBの両方に差し込んで、エアーチューブから空気を
吸い出して(私は口で吸ってます。) チューブから水が出るようになれば
Bパーツ内には空気が無くなって、サイフォンの原理により
水は高い水位の飼育水槽からCパーツを経由して自然落下していきます。
チューブは2つ折にしてクリップで挟んで止めます。(空気の逆流防止)

あとは、下にセットした濾過槽から飼育水槽へポンプアップしていけば、
水は循環していくわけです。

注意してもらうのは、Bパーツの機密性と、長期のランニングによりB内に
空気溜まりが出来るとサイフォンとならず、オーバーフローしなくなります
ので、飼育水槽が下の濾過槽から送られてくる水で溢れてしまう危険が
ありますから、定期的にBパーツの空気抜きを行う事です。
私の場合は毎週、メンテナンスとして空気抜きしています。

2001,8,16追記
清水さんからアドバイス頂いてなるほど!と思ったのですが、
エーハイムやフルーバルのオプションパーツでディフューザーと言う
ポンプからの水流により生じる陰圧で空気を吸って、水に空気を
送り込むパーツがありますが、これをオーバーフローの濾過の揚水
(返送)ポンプの配管の出口にセットして、Bパーツのチューブを繋いで
おけば、ポンプが循環している限りBパーツ内はディフューザーに
チューブ内の水(または空気)が吸われて負圧になりますから、
知らぬ間にBパーツの中に空気が溜まって、サイフォン停止する危険度が
格段に減少出来ます。従来の私の方法では、週1回程度、飼育水を口に含む
ことになりますので、併せて、なんちゃってオーバーフローを製作される
事をお勧めします。 このアドバイスを下さった清水さんに感謝します。


2001,8,26追記
doragon7さんから頂いたアドバイスです。
循環ポンプが止まったときの対策ですが、水位センサーでコンセントOFFという
商品があるそうです。 濾過槽の水位が下がったらポンプを停止してやれば
安心ですね。 御提案頂いて感謝です。