ハードなお話し
エラメクレのお話し
私のトコロは混泳水槽なので、ヒレ裂けや鱗飛び、頭のハゲとか日常チャメシゴトなので、パンチドランカーみたいになってて全く気にならないポイントとなってます。
顎ズレだって、程度によりますが、顔が尖って見えて強そうですし、メタレにしても、どちらかというと無表情に見える龍魚の顔が目が垂れてる角度によって優しい表情になったり強そうに見えたりして個性を感じられて好きなので、龍魚選びの時は、これらのポイントはマイナスにはなっていません。
鰭なんか折れてたって、放っとけば生えてきますし、それが理由で下取魚が安く売られているのであれば、私にとって大ゴチソウです。

ただ、エラメクレだけはマイナスポイントです。メクレ期間が長い子はエラに段が出来ていて手術しても、なかなか元通りには直らないからです。ウチのパフィーは45センチくらいの時に酷いエラメクレでやってきましたが、手術したにもかかわらず再生に1年掛った上、柔かい部分がヒダヒダ状になってしまいました。
 ゴルゴも両方エラメクレの状態で購入しましたが、25センチサイズで来たので、完全再生は1ヶ月と早かったものの片方は完全には元通りに再生出来ませんでした。

エラメクレというと一般的に水槽が狭いとか、水質の悪化とか、ストレスによるものだと言われてますが、早期治療では、水質を正常に保ち、エアレーションを増加して水流を付ける事で数日で治る場合が有る、と言われてますが、今から言うことは私の思い込みかもしれませんが、何度か似た実例を見ましたので、纏めます。

ウチの混泳水槽はファイナルろ過の落下水を正面から見て左後方から斜め前方に向けて流れるようにセットしています。
そして正面右側の水槽の奥から強いエアレーションを掛けていたのですが、各個体とも夜寝るときにはお気に入りの場所が出来ていて、アカちゃんの寝場所が丁度、このエアレーションを後ろにしてこちらに顔を向けて休むようになったのですが、(何故か全員、顔は正面を向けて休む)、ある朝ふと気が付いたらアカの正面右側のエラがエクレてしまってました。
私自身、水質には気を使って飼育してきたつもりだったので、非常にショックで、捕まえてエラを撫でたりしたのですが、すぐにメクレてしまう状態でした。
ところが午後にはエラが元に戻っていたのです。
その日の夜、魚たちを観察しているとアカの寝場所は丁度、エアレーションの水流が後ろからアカのエラを煽るような形であたっていたのです。
どうやら、夜間定位置で休んでいる長時間の間にエアレーションで生じた水流でメクレグセが付いて、エラメクレしたようで(私は、これを寝癖と呼んでます。)エアレーションの位置を変えてアカの寝場所にエアレーションすることで、アカが休めないように対策することで、事なきを得ました。
同様の寝癖現象は、その後2回、ウチの水槽で発生しましたが、何れもエアレーションや投入式水中ポンプで顔に水流が当るように、水流位置を都度変更することで元のエラに戻ってくれてます。

ある日突然、水質も悪くないのにエラメクレが起きた場合、その個体が夜寝る場所がエラを煽る方向に水流が付いてませんか?
寝癖によるエラメクレは個体が大きくなって、エラの柔かいエッジが大きい個体ほど起き易いようです。
エラメクレの一般的な治療法として、エアレーションの増加や水流を付ける、という方法は案外、飼育水槽内の水流を変化させることで寝癖を防止するから効果があるということで寝癖対策の意味で一般的に言われているのかもしれないと、私は思っています。 水質悪化によるエラメクレとは、見た目は一緒でも原因が異なるので対処法や完治期間は異なるのでは?と考えています。