ハードなお話し
磁石のお話
良く聞く、不思議グッズのお話しです。

今は、もう商品としては無いのですが、水に磁石を用いる装置を、私の趣味兼用で、特定ロット作成した事があって、活魚水槽を持っているお鮨屋さんや割烹料亭に納めた事があります。 正直な話、私が自分の水槽に取り付けたくて製作したものですので、原価と売価のバランスが悪くて、もう2度と作成するつもりは無いのですが、最近、この手の御質問を頂くケースも多いので、纏めて見ました。

水の磁気化は、今から15年位前に、私が魚に狂い始めた頃、
ソ連の、ヴェ・イ・クラッセン著「水の磁気処理」を読んだ事が始まりです。

水の磁気化は、その当時、ソ連がダントツで研究が進んでいて、
コルホーズやソフホーズにおいて、実用プラントが多数稼動していました。

主たる効果は、水のクラスターを下げることです。
水は水素原子2個と酸素原子1個のH2Oで表されますが、実はコップ一杯の水を調べても、水分子同士が水素結合により、大きな塊となっているのです。
水って言うと、水分子H2Oがバラバラに存在しているみたいですが、水分子同士が繋がりあう事で大きな塊を形成するわけですが、この塊をクラスターと呼びます。
クラスターの大きさは、一般の水道水で30〜50個の水分子が塊となっているのですが、磁力や遠赤外線などの電磁波を与えて水分子と共鳴させる波長を与える事で、水素結合を切って、小さな水分子の塊にすることができます。 
水分子の塊が小さいほど、エンタルピーが上がり、水が活性化されますが、これはなぜかというと、塊が小さいほど分子間同士で縛り付けあうエネルギーの消費が少ないので、それだけ動きやすいわけです。
これは核磁気共鳴装置(MRI)とかでないと、測定できないのがミソです。

これにより、次のような効果が期待されます。
1.導電率の低下 2.水中の微細な固形物のコロイド粒子の凝集沈降性の
向上=水の透明度アップ 3.藻の発生防止 4.溶存酸素の向上
5.配管内の錆やスケール防止 6.魚や水草の成長率アップ

現実的な話として、配管内の錆やスケール防止効果を狙って、業務用の装置がホテルやプール、JRのトイレの水道管などに取り付けられています。

最後に残っていた装置の2個をlogcabinさんと、こてボンさんに試して頂きましたが、logcabinさんは、繁殖水槽に用いる事で、導電率が250前後だったものが100以下に下がっていますし、そのあたりのことはlogcabinさんの繁殖データを御覧ください。
また、こてボンさんでは磁気化させて空気のエアレーション部分にアジアが集中してくる事や赤の発色が良くなることを、私は何も言わずに渡したのですが、気付かれました。
これをチョロッと熱帯屋さんにお話ししたら、早速試して見られたそうで、テトラの水槽の水が持つ、餌喰いが良くなった。 アジア水槽の苔が生えにくくなったとお聞きしてます。 アマチュアの戯言に、真剣に耳を傾けられる熱帯屋さん。 やはり、マニアなんですよね? 龍宮さんに行ったら既に実践済みでしたね。

実際に私は商品を、もう作っていないので、各自、磁石を探して集めてろ材に入れたり、エアーポンプの途中に使用したりと、研究してみてください。 これだけ書いて煽っておいて、無責任と思われるかもしれませんが、具体的な話をすると、磁石商品メーカーの宣伝みたいになったり、逆にそのメーカーの営業妨害にもなりそうですので、御自身で研究されるといいです。
アジアに害は出ませんので、安心してテスト研究してください。

余談ですが、お酒を入れると美味しくなったり、ご飯が美味しくなるセラミックが市販されてますが、これについても少し触れておきます。

これらは、遠赤外線セラミックと呼ばれています。 熱帯魚関係でも最近、ろ材に見かけるようになりました。

遠赤外線の電磁波の波長と水分子の波長は非常に似通っているため、その似た波長同士を近づけると共鳴現象により、水の分子の振動数が増幅される事で、弱い水素結合の鎖の力よりも、水分子自体の運動エネルギーのほうが高くなったとき、水素結合の鎖がちぎれて、水分子はバラバラになります。
理科で固体・液体・気体を勉強したときに、水を例えると、水分子の活動エネルギーによって、分子の運動範囲が変ってきますが、1つは、理科で勉強するように熱エネルギーを与える事で可能ですが、電磁波でも可能なんです。

マイクロ波(電子レンジ)を与える事で、食品中の水の振動数を増幅して、運動エネルギーを熱エネルギーに変えることで、食品を加熱しています。
要は分子間の激しい振動=摩擦による摩擦熱だと理解してください。

遠赤外線は熱線とも呼ばれ、熱の伝達力のみがアピールされますが、遠赤外線はマイクロ波ほどのパワーは有りませんが、水のクラスターを小さくするくらいの力はあります。
ただ遠赤外線というと、何か不思議な感じがしますが、素焼きのセラミックや鉱物は大なり小なり、遠赤外線を発する事が出来ますので、昔の炊事場のカマド(土ですね)や土鍋の料理が美味しかったり、石ヤキイモの石の遠赤外線により、芋が外が焦げにくく中まで
火が通ってるわけですから、我々の生活の中でも、当り前のように利用されてます。

ただ、一般的なセラミックは、加熱しないと遠赤外線を発生しないので、加熱分野での遠赤外線効果しか狙えないのですが、酸化チタン等をコーティングした、ある特殊なセラミックは、常温(0〜40度)で遠赤外線を出す事ができるわけで、お酒やコーヒーを美味しくするセラミックとして市販されています。
酒はアルコールと水ですから水のクラスターが切れる事で、味蕾に入り込む情報量の差が、味覚に影響しているようです。

熱帯魚への遠赤外線セラミックの効果については使用経験が有りませんが、食品会社の原料水として利用して貰ってはいます。
水槽に入れて水をよくする、とかの触れ込みで製品は出ていたと思います。

近い内に、不思議グッズの麦飯石の特集もやります。