ハードなお話し
ワームのストック方法
今年の夏は暑かったせいか、ずいぶんミルワームが死んだという話を聞きました。
ここで、ミルワームのストック方法について、広島のアルカディア(広島市東区牛田新町1−5−9/tel082−224−1722)さんの美人ママに教えて頂いた、ストックのポイントをまとめてみます。 このお店は、熱帯魚屋さんですが、ワームをコンスタントに自家繁殖されており、格安でお客に提供している広島の心意気あるお店です。 尚、現在、ワームの発送は全く行っておられません。 買いに行ける距離でもないのに、電話で問い合わせされたりする事の無い様、お願いします。 せっかく、ご好意で飼育法を教えて頂いたのに却って御迷惑を掛けるのは私の本意ではなりませんので、買いに行ける方だけお問い合わせしてくださいね。

●マットはフスマがメインである。 但し、夏場はオガクズの方がムレ難いので、夏場はオガクズがお勧め。 何れのマットもワームの餌となりえる。
●マットの厚さは10〜25ミリ程度、これより厚くすると、下のほうのワームが上に上がって、水分や餌を摂取出来ずに落ちやすくなる。
特に何れのマットも水分が有ると微生物発酵するため、マットの厚さがあると発酵熱で中心部の温度が上昇するため、下にいるワームが蒸れて死に易い。
●マットは週に1回程度、交換する。 マットがワームの排泄物で臭くなりだしたら交換する。 ストック中にワームを太らせる場合、マットが排泄物で汚れるとワームが弱り、餌の摂取量も減少する。
●餌としてはアルカディアさんでは、子虫からサイズアップさせる事がメインであるため、ドッグフード(ドライタイプ)を水でフヤかして与え、植物性栄養源としてはジャガイモとニンジンのザク切りを与えている。ニンジンはスライスでも良いが余り細かくすると乾燥しやすいので注意。 ジャガイモは皮付きで与えてもワーム達は皮だけ残して綺麗に食べるが、嗜好性としてはニンジン>ジャガイモだそうである。
●白菜とかは水分だけ多くてお勧めではない、レタス・キャベツもカラカラに乾きやすいので、上記の野菜の方がベターである。
●成虫を作り、自家繁殖を目指すのであれば、多少時間が掛かるが、ワームをマット上に放置して餌も水も与えずに置くと、成虫になりやすいとの事。
●ストック密度としては30×40センチのプラケース程度の大きさの場合、200〜300g(300〜450匹程度)のワーム量に留めた方が無難。 それ以上だと、落ちやすい。

成虫→卵→幼虫の繁殖については、アロワニア5のp188を参照してください。

次に、私の経験談を・・・・
●ワームに水分や野菜を与えず、水を切った状態で飼育すると、表面の皮が硬くなり、アロワナが吐きやすい。 水槽に入れて水に浮くようではダメ。 水気を与えて飼育するとワームは丸々と太り、皮も柔かくアロワナも良く食べる。 数100匹単位でストックしている場合、脱皮したての白いワームがいる場合、適度な水気が与えられていると判断できる。
●水分の多い野菜を大量に与えると、マットがフスマの場合、コナダニが発生するが、ワームが弱るので、コナダニが発生したら、ザル等でワームのみ分離してコナダニをふるい落とし、マットは全交換する。ストックケースも水洗いする。
●フスマがマットの場合、ベージュの5〜10ミリ程度の蛾が発生するが、この幼虫(スマートなアリジゴクのような奴)がワームを捕食するので、見つけ次第取り除く。
●裏技として、買ったワームを使い切るまでマットわ交換する気が無い人は、底に5〜8ミリ粒の軽石を敷き詰めておくと、ワームの糞が底に溜まるのでワームが糞まみれになって弱るのを防止できる。
●衣装ケース等を利用する場合、必ず蓋を20ミリ程度ずらしておく、特に夏場は蒸れやすいので。

ちなみにウチではワームを使いきった後のマットは糞だらけなので、庭の肥料として撒いています。

以上、他にも飼育方法はあるのでしょうが、実際に繁殖されている方のノウハウですので、ご参考にして頂けるのでは?と思います。

※尚、コオロギのストックや繁殖については有限会社ピクタ様のwebsiteが非常に判り易い上、参考になりますので、こちらの「飼育情報」へ飛んでください。