ハードなお話し
マンションでの漏水対策(某氏バージョン)
水換えや停電時のオーバーフロー水槽では、水槽から床への漏水の危険性が常に付きまといますし、誰でも水をコボされた経験の1つや2つ、あることでしょう。
一戸建ての自宅であれば、家族達に「いや〜、スマンスマン」で済みますが、マンションの最上階だったりすると下の階の住人への被害は甚大なものであり、訴訟問題にもなりかねない事から、漏水対策は真剣に考えておくべきことでしょう。

当掲示板にて、ある方のマンションでの漏水対策をご紹介したところ、マンションの居住を検討されている方達からの画像掲載のリクエストが有りまして。 恥かしがり屋だけど、根が親切な『ある方』さんが、わざわざ、当サイトの為に実際の施工画像を説明文入りで、画像を送付して頂きましたので、ここに、ある方さんの施工例をご本人の解説を交えて、御紹介させて頂きます。

話の成り行き上、ある方でBBSリプライさせて頂きましたが今回はキチッと御紹介させて頂きます。   某氏さん! special thanks! chu!(オエッ)
左が水槽の概要図です。 
我が家の水槽部屋4本の水槽の内の3本です。
自慢の8匹の内の6匹。 後2匹は、もう1本の水槽です。

1500の水槽を2台並べ、OF集中ろ過。
右の水槽の下が濾過槽です。(アンソリウム入り)

水槽台のサイズ 幅1500×奥750×高700
受け皿のサイズ 幅1660×奥840×高170  各2個
ろ過は、OF集中ろ過したものを各水槽上部濾過槽(ドライ)へ汲み上げ、水槽へ。
ドライ層の使い方を間違えているような...(^_^;
濾過槽のOF排水は、配水管の口元まで配管してあります。 水槽が2台あることから、受け皿も2つ並べてます。
いくらなんでも、3mの受け皿では...(^^;
その2つの受け皿もパッキンを挟んで連結。
どちらに溜まっても有る程度以上になるとベランダへ。
ベランダは、自分と隣の部屋との境に配水管が通ってます。
受け皿の排水は、普段は流れないのでベランダへ顔を出している程度。
どこからベランダへ排水されるのか? 
パイプ(エンビ管)を挟んで、サッシを少し開けた状態とします。
その幅(隙間)に木を挟んでます。

サッシと木との合わせ目は、襖などに使うスポンジのテープを使ってます。

木には、切り込みをいれてサッシのようにピタリと閉まるように加工してます。
サッシの構造を確認して見てください。
しっかりと閉まった状態で密閉されるように戸の重なる所(鍵を掛ける所)が設計されています。
少し開けた状態ですので大きな隙間ができます。
そこもガラスへ直接、スポンジの隙間テープを張ります。
(戸の合わせ目の当たる所へ、少し開けた状態で隙間ができないようにサッシの上から下まで)
上の窓だと、鍵が締まらないんじゃない?

ホームセンターなどで市販されている鍵の位置をずらすものを付けてます。

これは、既存の鍵を引っ掛ける所を外し、同じ所へビス止めするものです。

穴を開けたりする必要は全くありません。
そこでもう1点、問題が生じます。

外に配管する隙間を作ることによるメリットとは?

濾過槽からマグネットポンプまでを長くすれば、ポンプをベランダへ置くことも可能? なんて安易な発想からことが始まりました。

我が家は、マグネットポンプもベランダに設置してます。
静かぁ〜な水槽部屋。\(^o^)/
幾多の課題もありました。
1.配管する際、エルボ等をつけて曲がる際、水流に負荷が掛かり抵抗となります。
 約10%近く落ちるらしいです。また、ポンプまで細いパイプで配管するとポンプに掛かる  負担大。  その為、濾過槽からマグネットポンプまでは、40ミリのパイプで配管。 ポンプの口元で絞ってます。
2.近隣への騒音
 ベランダへ設置することによる近隣への騒音も気になります。
 発砲スチロールの中に防振ゴムを入れ蓋をしてます。
 後ろ側だけ排気用に穴が開いてます。(吸気は適当に通るようなしてあります)
 我が家は、角部屋なので隣と反対側が水槽部屋となってます。
3.冬期
 ベランダ(屋外)へ設置することで冬期は、飼育水が一旦外へ。
 配管には、水道管などに使う凍結防止用のスチロールのカバーを巻いてます。
 全然水温は下がらないです。
 むしろ、ブロワを屋外に出す方が気になります。
 冬の外気をモロに水槽へ入れるのに抵抗を感じた為、ブロワは屋内です。
 ブロワは、振動対策(電話帳を敷く)だけで気になら無いくらい静かです。
後、問題なのは、受け皿の材質をステンレスにしたことです。
錆びないのは良いのですが、ちょっと値が張りますので、1ミリ厚の板をアルゴン溶接。
つまりエッジが刃物のようなものです。
子供が転んで頭でも打とうものなら大変です。ゴム等でカバーすればOK!
我が家に家族は居ません。(T_T)
ゴム等でカバーすればOK!
私は、13ミリのエンビ管に切り込みを入れてはめ込もうと思ってます。
でも、1660ミリもの切り込みって...(^-^;
濾過槽内に観葉植物のアンソリウムの株を導入して、硝酸塩の吸収・除去の実験中。
編集後記)

あー楽でしたわー!(爆)
内容ある割に私はコピー&ペーストを駆使するだけでした(笑)

でも、こういう発想は、1階にて水換え放題、コボし放題、床のスキマから流れ放題(←大丈夫かっ!)の私には、決して出てこない発想です。

某氏さんもマンションの水漏れでは、いろいろと苦労されてるんです。(シンミリ)
多くはカキコしませんが(爆)

でも、今回は、掲示板の中のノリで原稿依頼させて頂きましたが、ここまで丁寧なレポートを作成して頂けるとは恐縮です。

本来、寄せ書きに掲載しようかと思っていましたが、内容から、一連の技術的な面で読まれる方もリピート頻度も多いかと思い、ハードなお話として掲載させて頂きました。 従って文章についても私は殆ど加筆・訂正を加えておりません。

見れば、なるほど!の設備ですが、ここに至るまでが大変なんですよね?

某氏さん、有難う御座いました!

2002,2,9アップ