ハードなお話し
きらり庵・概要
2002,11,03にようやく、私の水槽部屋が全て完成しました。 水槽部屋に機材を搬入し始めたのが、2002,9,14で、架台と大型水槽を搬入すること以外は、タンク加工・配管・配線工事等、全て一人で行ったため、旧水槽から水槽部屋へ魚たちを移動させたのが、アロワナたち大型魚が2002,10,5で、水草水槽のレイアウトが2002,10,7でした。 それからメインの成魚混泳水槽の水漏れ対策に苦しみ、結局11,03まで全設備を稼動させる事が出来ませんでした。 幸いにして、皆さんに応援や励ましを頂きながら何とか形になりましたので、ここにご紹介します。

で、水槽部屋は、ピラ父さんに「きらり庵」と命名して頂きました。


Dragon Gateのnaomiさんが、きらり庵の看板を作ってくださったのがこれです。

では、まず概要からご紹介していきます。


上の平面図が、きらり庵の内訳でして、水槽は架台ごとにA〜Dの4ブロックから構成されます。 部屋の寸法取りや架台に付いても、全て自分で図面を引いてますので、出来上がりは、部屋にピッタリと収まっては居ますが、実際には2002年の2月頃から、何度も図面を推敲していました。 そして、出来上がりについても、ミリ単位で図面と実施工が変ってしまったり、架台にしても引いた図面と違う構造の台を大工が持ってきたり、水槽自体が中古なので、考えていた図面と実物が違っていたりと、都度、変更がありました。

そしてフローシートですが、

上図のようなフローで水が廻っています。
水槽の番号は便宜上、そのように呼称します。 そして水槽の色は、上の平面図のブロック分けの色と合致しています。
全水槽13基は、集中濾過方式で、24時間新水垂れ流し方式を採用していますので、とりあえず水換えする手間からは開放されました。

次に各水槽の概要に付いてご説明します。

番号 名称 水槽サイズ 明細
水槽1 メイン・ウェット濾過槽 2000*1100*700H ●FRP製●ろ材=ゼオライト240L、軽石(新品)195L、軽石(既設)150Lの合計585L●全面底面濾過(エアーリフト5箇所・ポンプ吸引5箇所)●槽内エアレーション20L/min●別途にサブ・ドライ濾過槽を内蔵(ウッドチップ約40L)●ヒーター200W×5本&ICサーモ5本●ポンプ5基と連動
水槽2 メイン・ドライ濾過槽 2000*500*260H ●アクリル製5層仕切り●最低部分=繊維状マット●中層部=ウッドチップ80L●上層部=ウールマット
水槽3 成魚混泳水槽 2000*1500*1000H ●アクリル製●照明=上部ライト40W×4灯、水中ライト40W×1灯●タンクメイト=アカ、ビー、ビビ、オヤビン、ニイハオのアジア5匹に、ジャックとオルナのポリプ2匹、ダトニ王とトラのダトニオ2匹の計9匹
水槽4 水草ミドル水槽 2000*500*500H ●アクリル製●照明=上部ライト40W×2灯●メインの水草=ミクロソリウム※CO2添加無し
水槽5 水草メイン水槽 1800*900*600H ●アクリル製●照明=水銀灯100W×3灯、上部ライト20W×6灯●循環用フィルター・フルーバル203×2●水草と魚に付いては別項にて紹介●CO2強制添加(1秒に3滴)
水槽6 ペア水槽 1800*900*600H ●アクリル製●照明=上部ライト40W×2灯、水中ライト30W×2灯●タンクメイト=ミー、パフィーのアジア2匹のみ●別途50L程度のドライ濾過付属
水槽7 若魚混泳水槽 1800*900*900H ●アクリル製●照明=上部ライト40W×4灯●タンクメイト=ゴルゴ、マロ、ブッキー、ログ、ラフカディオのアジア5匹、シルバーの銀牙1匹、キキ&ララ&リリのポリプ3匹、しまじろう(ダトニオ)とデカセルフィンプレコの計11匹
水槽8 単独水槽 1800*900*600H ●アクリル製●照明=上部ライト40W×3灯●タンクメイト=百恵と遠藤ケリーの計2匹
水槽9 多目的水槽 1200*600*450H ●アクリル製●照明=上部ライト20W×4灯●120センチ用上部ろ過付属●現段階では何も入っていないが怪我をした魚の隔離目的に使用●底砂在り
水槽10 多目的水槽 1200*600*450H ●アクリル製●照明=上部ライト20W×4灯●120センチ用上部ろ過付属●現在、エンゼル8匹と水草●底砂在り
水槽11 多目的水槽 1200*600*450H ●アクリル製●照明=上部ライト20W×4灯●90センチ用上部ろ過付属●現在、金魚やカメックス(スッポンモドキ)、ミニオルナティ(どぜう)、その他●底砂在り
水槽12 水草スモール水槽 900*450*450H ●アクリル製●照明=水銀灯100W1灯●水草はミクロソリウムその他●現在、自家繁殖国産グッピー(ジャパンブルー)のみ●底砂在り
水槽13 検疫水槽 750*450*450H ●アクリル製●照明=上部ライト20W×2灯●90センチ用上部ろ過付属●新規購入魚の検疫や、餌のストックに使用する予定
その他 ●架台は、A〜Bブロックは90ミリ角のヒノキ材を主材として制作。Dブロックは30ミリ角の鉄パイプ製です。●照明は、水槽4,5と9〜12はタイマーにて連動(点灯8時間)、そして水槽3と6〜8が別働タイマーにて連動●各水槽にはブロワーにて40L/minを分散散気●水槽5はタイマーにて10L/minを夜間のみエアレーション●CO2添加も2.5kg高圧ボンベより電磁弁とスピコンにてタイマー作動●冬季のみストーブを24時間作動●ケズメリクガメ用上部保温ライト150Wと150Wホットカーペット(自作シートヒーター)装備●常夜灯兼非常灯(停電時30分以上点灯)20W1灯●水槽3,6,7には停電時作動エアーポンプを装備●各水槽にトータル6kgの磁鉄鉱を充填

イメージとしては、より自然にアジアアロワナを飼育することを考えていくと、以前、ミクロソリウム水槽を作り原水を軟水化させた話は書きましたが、今回のコンセプトとしては河をイメージしていくと当然、川べりには水草があり浄化をしているのであろうし、雨季には沈水した樹木が適度な木のエキスを出して水を茶色くし、そして地磁気の影響や諸々を1つのタンクで再現しようとすれば、たとえば、大きな水草水槽にアジアを群泳させる事は誰でも夢見る事と思われますが、実際にはアジアに与える餌や糞の多さから水草は富栄養化に寄りコケだらけになり、餌は水草に中に落ちて腐り、アジアが暴れてレイアウトは崩れる・・・。と悲惨な結果を招く事も簡単に想像出来ます。
 今回の水槽部屋は、水草水槽により溶けている魚の排泄物等の有機物、特に硝酸塩を吸収してやる事で、水草の肥料メンテを不要とし、アジアにとってはより軟水のコナレた水質を提供出来るものと考え、またウッドチップを多用する事で、発色や成長・発色に好影響を図りたいと考え、また地磁気の代用として磁石も利用している。 水の微量元素の供給源には水草水槽の最低部に医王石を80kg用いた。

そして、新水は井戸水を利用している。
排水については室内に設置した排水溝に垂れ流すが、これは水槽11と13に1wayで流していくように設計したので、この2つの水槽のみ元の濾過槽には水は戻らない。 したがって、この2つの水槽に新規の魚や餌金を導入しても病気を持ち込まないよう、配慮したつもりである。

より自然に近い環境を私なりに模倣してみた。

メンテナンスとしては、アジアアロワナの入った水槽以外は1日1回餌やり、アジアの入った水槽は2日に1回餌やりを行う。 そして半月〜1ヶ月に1回のペースで、水槽全面のコケ取りを行いますが、この作業が結局2時間近く掛かるので、大型水槽にはセルフィンプレコを巡回させてコケ取りさせるか、錦鯉の安いのを各槽に入れて、残餌やコケ取りに利用しようか検討しています。

水質データは、全水量11.7m3のうち、約半分をを立ち上げて1ヶ月程度、全稼動の約1週間での状態を下記に記載します。
水質項目 原水
2002,11,11
飼育水2002,11,11 飼育水2003,8,12
水温 15℃ 26.7℃ 29.5℃
pH 6.2 5.9 5.8
亜硝酸
硝酸塩 12.5以下 12.5以下 12.5以下
導電率 122 178 162
KH 0.5度 0.5度 0.5度
原水は敷地内で湧き出る井戸水。
飼育水は、水槽7より採水した。
以前使用していた水道水と比べると導電率が高めである点と、KHが低いので従来の水槽環境よりpHも1程度低い。 先日、井戸水を水質分析したので、参考までにこちらに載せます。