
| ハードなお話し | ||||
| 水草水槽のススメ | ||||
| ここでは、きらり庵の5番水槽の水草レイアウトに付いてご説明します。 いつも書いてますが、私はアジアも好きですが、水草も昔から大好きでして未だに止められないのですが、今回は、その水草に魅力に付いてご説明し、1人でも多くの方が水草に興味を持っていただければ、と思います。 ![]() 前のページと重複しますが、レイアウト完成図です。 部屋の幅がないため、私のデジカメでは引いて全体が撮れません。 残念です。 現在の水草レイアウトは大別してADAの天野尚氏が広めたネイチャーレイアウトと、オランダで昔から盛んに行なわれている雛壇を利用したダッチアクアリウムがあり、吉野敏氏はじめ私の尊敬する方たちが多くレイアウト例を画像で残しておられます。 |
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![]() 左画像は水草水槽の左側部分。 右が水草水槽の中央部分。 そして、この画像は水草水槽の右側部分です。解像度の高い画像で見て頂きたいですが、ページが重くなるので、コノくらいで妥協しました。 レイアウトとしては、今回はネイチャーアクアリウムのスタイルで、全体の構図としては凹型レイアウトになります。 天野氏の写真集を見て本格的に水草に狂った私は当時盛んだった水草レイアウトコンテストにハマって、カメラ機材も、いろいろ買い揃えて、おかげてコンテストにも次々、作品が受賞されるようになり、気持ち的に一段落したのですが、アロワナに力を入れつつも、やはり、この暖かさは止められないんですね。 |
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これは水草水槽を上から撮影したもので、アヌビアス・ナナや、バルデリーが水上葉となり、突き出た流木と相まってテラリウム的な風情も楽しめるように配慮しました。 時期によってはアポノゲドンの花なども楽しめるので上に障害物のない水銀灯を選んだわけです。 ただ、水銀灯の場合、色温度の関係で魚が綺麗に見え難いので水槽の前側に20Wダブルライトを3セット配置しています。 |
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今回のレイアウトに使用した医王石という砂で、160kg投入しています。うちの大磯砂は10年以上使用していて、良くこなれていて水草にも良いのですが、微量なミネラル分が足りなくなる事から底に均一に敷いてます。 |
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今回のレイアウトに使用した流木ですが、私は流木は買ったことが有りません。OSSANさんの近所の海岸で昔から、コツコツ集めたもので、何れも10年近く使い込んでます。 実際には使用しているアヌビアス・ナナは流木に活着させたものが多いので、水槽内の流木の量は、この画像の量の4倍くらいだと思います。 |
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水槽を横方向から撮影しましたが、図のように青いプラスチック板で全体を慣らしながら、医王石を全体的に5センチ程度敷き詰めました。 |
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| とまあ、水草の配置図を載せてみましたが、却って判り難かったりして(汗) 図中の水草名称のAはアヌビアスで、Mはミクロソリウムです。 まず、医王石を5センチ、ベースとして敷いておき、石を設置していきます。流木の中には軽いものもありますので、ステンレスのハリガネで石に固定して一緒に沈めてあります。 そして、石と流木の合体ブロックの後ろ部分を中心に大磯砂を流し込んで、両サイドに山を作ります。 この山によりレイアウトに後ろ部分に高さが生まれる事で奥行きが表現出来るのです。 真中部分は、砂も薄めにしておき(と言っても10センチくらい)、空間を確保します。 この凹んだ部分の空間がレイアウトの「遊び」の部分として侘び寂びを狙えるわけで、ネイチャーレイアウトには、とても大切なものです。 後ろの山の部分の砂は最も高い部分は25センチくらいになっています。 大磯砂は180kg程度投入しました。 そして水草を上の図のようにレイアウトしていきましたが、最初にレイアウトイメージは決めていましたので、植栽自体は全体で1時間程度で終了しています。 メインの水草はアヌビアスとクリプトコリネとウィローモスですが、このクリプトコリネは落ち着いた雰囲気のある非常に良い草で、私が最も好きなのですが、本来、現地では泥他のようなところに生えている草で新しい底床を嫌います。 したがって、大磯180kgは、元の180センチ、150センチ、90センチ水槽から取り出したまま、ヘドロ込みでセッティングしています。 これにより、移殖を嫌うクリプトも枯らさずにレイアウトできるわけです。 また、底床にもバクテリアは多数存在していて、第2の濾過槽とも呼べるものであり、あえて洗わない事で水の立ち上がりを早くしています。 結局、この水槽はメインの混泳水槽の水漏れ対策に1ヶ月を要しましたので、先行レイアウトとなり、1ヶ月間の間、週に1回、1/3の水換えを行うという、新水垂れ流しの恩恵に預かる事は出来ませんでしたが、水の立ち上がりが早い事で、コケなど全く生えずに現在に推移しています。 上の水草類は、何れも低光量で低CO2に耐えうる草ばかりで、成長の遅いものを中心にレイアウトしています。 本来はレイアウトの立ち上げ時には水中の栄養や底床の栄養を吸収しやすい有茎類の植栽がコケ防止にはお勧めなのですが、私の現在のライフスタイル上、マメなトリミングに疲れてましたので、今回の、きらり庵工事を機会に、有茎類はスパッと止めてしまいました。 良く水草レイアウトに挑戦したけど、コケだらけになって止めたといわれますが、それは私に言わせれば水草の量が中途半端であるからでして、底床面積全体にマバラながらも水草を植えるくらいの量の草を大量に一度に植えれば、コケなど全く生えないといっても良いです。 いわゆる飾り的に水草を使用するので栄養吸収が追いつかずにコケだらけになるのです。 またCO2の添加も各メーカーで、いろいろな拡散装置が発売されてますが、私の場合は外部フィルターの吸い込み側にCO2のエアーチューブをつけて点滴する事で、フィルターのインペラー部分の攪拌で、ほぼ完全に溶解させる方法を採っていて、この方法が最も金も掛からず効率が良いと考えています。 外部フィルターにCO2を入れるとバクテリアが酸欠になりそうですが、私の経験では全く影響ないと思います。 CO2は2.5kgボンベ(通称ミドボン)に減圧弁と電磁弁とスピードコントローラ(通称スピコン)を接続してタイマーにてライト点灯時間に自動的に点滴するようにしています。点滴量はバブルカウンターで1秒に3滴程度添加しています。 同居魚について列記します。 アノマロクロミス・トーマシー、ペルビィカクロミス・プルケール、ネオンテトラ、アノストマス・ベックフォルディ、ダイヤモンドテトラ、レモンテトラ、クラウンローチ、コリドラス各種、ヤマトヌマエビ、スジエビ、オトシンクルス、国産グッピー(ドイツイエロー・タキシード)等が泳いでいます。 ちょっとだけ自慢させて貰うと(ヘヘヘ)、上の同居魚のうち、クラウンローチ、コリドラス、エビ類、オトシンを除く各種は全て自家繁殖を行なって累代飼育している個体ばかりでして、プルケールに至っては10年以上、絶えることなく維持されてますし、テトラたちも6〜7年前から安定して稚魚が採れてます。 だから人にも良く慣れてて手に付いたアジア用のハツやササミのカスは、この水槽に手を入れれば綺麗に突付いて食べてくれます(笑) 繁殖のポイントとしては、極力、水槽に手を入れないこと。また底床をあまり掃除せずに孵化直後の稚魚の初期餌料の横エビの類いを確保する事。(言い換えれば底床を掃除しなくても水槽が破綻しないような水質管理を行なう事) そして、底部分に10センチ程度のウィローモスを必ず、何処かに敷いておく事で、産卵床とします。 上のような点に注意すれば、自然に魚たちは湧いて、気がつくと1センチくらいの若魚が水草の陰からチラチラと現れるようになります。 だから、別に特別な手間は要りません。 あと、余談ですが、テトラたちの小魚って飼育本を読むと最適飼育温度が25度からってなってますが、私の経験上では22〜23度くらいが寿命も長く、産卵・繁殖行動も頻繁な気がします。 これも書くと、またまたお店から苦情が来そうなのですが、私の小魚に与える餌は10年以上、金魚の餌と知られるテトラ社のテトラフィンです。 熱帯魚用のテトラミンよりも量も多くて安いですが、私はこれでアピストやエンゼル等も繁殖まで問題なく持っていってます。(ただし、ディスカスは形が楕円形になるので、やはり専用フードを勧めます。) また集中濾過の中に、この水草水槽を組み入れることは水草による飼育水の浄化に期待する面と、須磨海浜水族園の青山主幹学芸員さんの経験談で、アロワナ水槽内のイカリムシの幼生をゼブラダニオに食べさせる方法を真似て、ドライ濾過で取り切れないイカリムシ幼生などは、この水槽で食べてもらえれば、なんて事も狙ったりしてます(笑) 以上、好きな分野ですので、ダラダラと書いてしまいましたが、アロワナや古代魚が好きな皆さんには、あまり興味が湧かないかもしれませんが、水草レイアウトもかなーり奥が深いので、もし興味を持たれたら、お気軽にご質問ください。 なにしろ好きですので喜んでお力になります。 ただし、私自身は古い水草アクアリストですので、底床に、今流行りのソイル系を使用したことはないですし、最近の新しい水草の栽培知識・経験はありませんので、そのあたりは専門のサイトでの諸先輩方にお尋ねくださいね。 |
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