ハードなお話し
きらり庵の家計簿帖
きらり庵も、2002年の10月にオープンしまして、無事に1周年を迎え、早や2004年と言うことで、既に述べ100名以上のアロワニアさん達にお立ち寄り頂きました。 心より、感謝申し上げます。
私は、熱帯魚飼育を始めて暫くしてから、飼育日誌を付けておりますが、それももう10数年分溜まりました。私の貴重な財産になっております。

今回は、昨年1年間の2003年分の飼育日誌を振り返り、きらり庵での維持費に付いて纏めてみようかと思います。 まあ、あくまでもきらり庵に限っての経費の試算で、私の亡備録のつもりで書いておりますので、興味の無い方は読み飛ばして頂ければと思います。(笑)

2004,1,1
電気代について
きらり庵の主たる電気の消費は、ヒーター、照明、ポンプ類です。
そのうち、照明とポンプ類は、連続運転であったり、タイマー運転であることから、年間を通して使用する電気量は一定といって良いでしょう。

左に毎月の電気料金を纏めてみました。
見て頂ければ、一目瞭然ですが、やはり、冬場の電気代が恐ろしいことになっています。(苦笑)

ざっと、年間で43万円使った計算になります。
もちろん、多少の変動は建物内の別の電気消費により増減はしていますが、大半は、きらり庵の消費電力です。
特にヒーターは、1000Wを使用していますが、冬季には電源が入りっぱなしになりますので、こいつが一番キツイので、2003年7月にはヒーターとサーモスタットを100V仕様から200Vに変更しました。
その費用対効果はかなりのもので、昨年の1月と先月12月との100V電気代を比べて頂ければご理解頂けると思います。 200Vの場合、7月から稼動はしていますが、9月までは約3000円程度が基本料金として計上されてます。 12月は雪も降りましたし、正味の1000Wヒーター代は、ざっと月にフル稼動で8500円程度のようです。
夏場のヒーターが稼動していない時期の100V電気代が、月当り22000円程度掛かっており、これが照明やポンプの電気代と推測しますと、昨年の冬季の100V電気代を見ると、100V仕様で1000Wをフル稼働させると約23000円がヒーター代に消えた計算になり、100V電気代にはカルビのコタツ代が含まれており夏季と12月の差額分の月当り約5000円がコタツ代と考えられますので、200Vでは月8500円であることから、トータルの差額として月に1万円の節約になります。
単純に100Vから200Vに変更して電気代は半分以下になるといっても良いと思いますので、状況の許せる方にはお勧めです。
因みに、カルビのコタツですが、実質コタツが止まっていたのは6/13〜9/27の約3ヶ月だけでした(^^;
リクガメのうち、ケズメは寒さに弱いということで、室温20℃を切ると健康に害を及ぼすということで、飼育される方は、このあたりも十分に考えて取り組んで頂きたいと思います。
灯油代について
飼育水槽の水量が10.7m3に対して、それを暖めるヒーターが1000Wでは能力的に不足でして、ストーブなどで部屋から暖めていかないと水温が上がりません。
昨年は、ストーブが切れて22℃くらいまで下がってしまった日もありました。

きらり庵は、広さが約12.5畳ですが、天井高が3.4mありますので、部屋全体を暖めるとなると単純に畳数だけで暖房器具を設置出来ません。 しかし、リクガメを放し飼いにしている関係で、室温を一定以上キープするため、暖房器具は不可欠なのです。
昨シーズンはファンヒーターを24時間稼動させていましたが、とうとう壊れましたので、今シーズンからは、ストーブを、天候により1台または2台稼動させる方式をとっています。
暖房器具の稼動は、年間5ヶ月で、4月の灯油代がそれ以前に比べて多少減っているのは夜間だけ稼動させたからです。
これが雪国・山陰です(爆) もっと暖かな土地だったらば、もう少し安いのでしょうが(^^;
灯油缶は18L価格が季節で変動し600〜900円と変化しましたが、平均750円で考えて、年間35000強でした。実際には家の灯油をチョロまかしたりしてましたから(爆)実質は40000円程度掛かっているものと思います。
水温の変動
左のように水温は変動しました。
8月だけ30度を僅かに超える日がありましたが、大体夏場で27.5〜28℃にしかなりません。 1年を通すと26℃くらいではないかと思います。

サーモの温度設定は27.5℃にしていましたが、電気代をケチるため27℃まで下げました。

正直、暖房器具の能力が追いつかず、厳冬期の降雪の日は23℃を切ってしまうところが悩みの種ですが、逆に夏季の水温上昇による魚の夏バテに悩まされることもないですし、夏でも昼間は入り口を開けて換気扇を廻しておけばエアコン無しでも過ごせるところが山陰の山陰たる所以かと思います(笑)

餌代について
餌に付いては、アロワナ及び、その水槽の同居魚に付いては週に2回しか与えておりません。
ワームは、月に2kgで、キロ4000円で買ってますから年間96000円。
ハツやレバー、ササミの肉類は1.5kgで1ヶ月持ちますので1回平均1500円で、年間18000円。
冷凍オキアミは、最近魚達に人気はないのですが(笑)1kg500円で1ヶ月持ちますので年間6000円。
小魚達へ与える餌は毎日1回与えますので、テトラフィンの大が年に6缶で4680円。
プレコフードお得用が年6袋で6000円。キャットお得用が年6袋で7680円。
その他のクリルやドジョウなどの餌がイレギュラーに入ってきて年間5000円と言ったところでしょう。
ですので、餌代はトータルで年間14万円弱でした。

水道代について
きらり庵は井戸水を使用しているため、水道代は掛かりませんが、仮に水道で稼動させても
月当り1000円程度で納まるくらいの水量しか新水オーバーフローさせていません。
でも、飼育水槽の水質に付いては、設置当初と比べて大きな水質変化はありませんので、
水質に付いては省略致します。


その他のメンテナンス

●今は使用していませんが、100V用の200Wヒーターが2本切れたので、補充。 1500円。
●送水ポンプは、何れも中古品ばかりでしたので、音が煩くなってしまい、専用工具でベアリング交換
 しました。 ベアリングそのものは1個200〜400円程度ですので、結構安く修理できます。
 陸上ポンプには通常、2個使用されますので、平均700円程度で、昨年は4台修理しました。
 なので、2800円。
●その他、外部フィルターが2個潰れたのでスペアに交換。
●エーハイム2215用セラミックシャフトが1本折れたので約900円。
●エアレーション用のブロワーのダイヤフラムパッキンの交換を1台で約4000円。
 もう一台のエアーブロワーは、パッキン部分の分解清掃で、汚れを落したら復活しました。
●照明のランプ交換は4本。これはスペアだったので出費ゼロ。
●その他、タコ足配線のため、きらり庵出来て以来、4回コードが火を吹いてます。
 本当に恐ろしいです。
 コードやコネクターの交換で大体2000円くらい掛かりました。
●タイマーも、接点が溶けて1台交換。約5000円。 何れも電気器具は説明書にある使用可能な
 消費電力の80%以下くらいで使用しないとダメみたいです。
●その他、掃除用具やメンテパーツとか10000円程度。魚自体の世話は掛かりませんが、
 機材のメンテは結構、いろいろと掛かりました。
トータルで、メンテ代は約26000円でした。

総決算
結局、上記の項目を合計しますと 63万6千円掛かった計算になります。
月当り53000円・・・・これが安いか高いか。どう感じるかはその人それぞれですが、私としては
もう少しナントカしたいところではあります(^^; せめて年間50万以下に落したい。
皆さんも、水槽部屋や大型水槽設備にはボーナスとかで設備を揃えることが可能であろうとも、
維持する経費も考えていかなければならないことを念頭に、設備をご検討頂きたいと思います。