ソフトなお話し
雑魚採り師
よく「雑魚」って言葉、馬鹿にした言い方で言いますよね?

でも私は、ある事情で雑魚がコンスタントに必要な状況に陥っています。

ヒメダカも1匹10円ですから、結構馬鹿にならないので、やはり季節柄
野外採集がいいだろうという事で、仕事で忙しかったにも関わらず
無理やり30分ほど川に行きました。

チェストハイウェーダーを装着して、川に行くと先客がいて
数人の高校生がラジコンのボートで遊んでいました。

(こんな時間に何をやってるんだ)、と思いながら「自分もだった」と
気を取り直してバシャバシャと水の中に入っていくと

「何採られるんですか?」と興味津々の高校生。
「雑魚だよ雑魚!」と半ば鬱陶しく私が答えると
「雑魚採って何するんですか?」と再び高校生。

(おまえは刑事か)と思いながら「餌にするんだよ」と答えると
「おじさんが食べるんですか?」と高校生。
(オレの話を聞いとんのかっ)と思いながら「そうそう、かき揚げでね」
と適当に返事をしておいた。

どうも、私の外見で判断しているようだ。
以前、夜中の山口市の2号線の吉野家で100円引きセールのとき
バイトの店員に「並みね!」とオーダーしたら、ナゼか並盛りを2丁
をカウンターに並べられた事がある。 
(並み2丁頼むんなら特盛り1丁頼んどるワィ!アホめ)と怒鳴りたいところ
シャイな私は黙々と2丁完食しましたが・・・。
そんなに喰うように見えるのか? まあ、喰うのだが・・・。

話がそれたが、それでも網を2・3回入れたが、収穫はサッパリでした。
先週の台風で、雑魚たちは流されてしまったのでしょうか?

いざとなれば山陰から古く伝わる因幡流忍法52代宗家直伝の最終奥義
「天翔ける龍の閃き」(和月センセイ・ごめんなさい)という、超神速で網を
体ごと振り下ろして、その衝撃波によって周りに居る魚たちを全て仮死状態に
出来る技を使っても良かったのですが、この技は他人から客観的に見ると
オッサンが急に駆け足で川岸から腹ごと「カパンッ」と音を立てて飛び込む
図にしか見えない上、腹の痛さに魚と共に自分まで仮死状態に
なってしまうという、良い子が絶対に真似してはいけない技だし、
おまけに見ていた高校生の弟子入りにも迷惑な話なので、
とりあえず止めておきました。

「今日は、このへんにしといたるわ」と肩を丸めて帰ってきました。
どうも、ギャラリーが居ると気が散るな。
やはり、当分、近くのショップでヒメダカのお世話にならないと
いけないようです。 とほほ・・・・。