
| ソフトなお話し | ||||
| 独断と偏見に満ちた龍魚の選び方 | ||||
| 今から書く内容は、あくまでも、私が個人的に感じている事を纏めたものです。 根拠があるというわけではなく、経験的な見方で纏めていますので、龍魚経験の長い方や、より深く観察されている方の中には、「違うだろう」と言われる方も居られるかもしれません。 それでも、新たに龍魚を購入される方の1つの観察のポイントになればな?と思い、纏めて見ますね。 私は今年1月からの10ヶ月間で、約50匹の龍魚を、私自身が購入したり、知り合いにショップを紹介したりしていますが、今年見て廻った龍魚の数はその数倍に上りますし、かれこれ5年間に見学した龍魚の匹数で言えば、幸い、機会に恵まれて数100匹に及ぶものと思われます。 その中では、知り合いや仲間の持ち魚と言う事で、幼魚期から、どのように変化していったのか? どんな飼育方法が良かったのか、とか、いろいろ勉強させて貰いましたので、各ポイントに就いて列記します。 |
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| 紅龍について まず上の4つの画像を説明します。 左上画像ですが、各部の呼び名の説明です。(途中、説明に使用します。) 体色 まずお断りしておきますのは、私は20センチ以下の紅龍は手を出した事が無く、良し悪しは全く判りません。 それ以上のサイズの紅龍については、全体の体色が暗い色の個体を選ぶ事が多いです。これらの個体は横からの光で紫や緑、藍色に光の角度で見え方が異なり、カラフルな印象を与えます。 経験上、このあたりの個体は、そこそこの個体に上がるケースが多かった気がします。 但し、ショップやベテランの方の中には白い個体の中に、時々、紅白タイプに化ける個体もいるとの事で、奥の深さを感じます。 また、成魚で言えることですが、背中や頭が緑色っぽい個体は、将来的に、まだ赤の発色が良くなる可能性があると見ています。 こういう個体は、水に馴染むと、深緑だったのが、濃い紫や鉛色に変化したとき、鱗框は本来の発色をしているはずです。 逆の言い方をすると、鱗底が鉛色になっていたら、その個体は、そこから更に鱗框の発色が進む事は少ないような気がしています。 鰭の色と唇 これは、お約束ですが紅龍の場合、唇と胸鰭が色が濃い個体、出来れば赤い個体がグッドです。 後方3鰭については、胸鰭の色ほど、アテにならない気がします。 初期発色 紅龍も25センチから40センチくらいのサイズで、エラブタを中心に初期発色が始まりますが、私が紅龍を選ぶとき、この時期が一番間違いなく、良魚が選べると思っています。 まず、鰓ブタのAマークにマジックで線を書いたように、赤が細く濃く発色するタイプが、最も赤くなるタイプ(右上画像)で、レッドケンの看板魚とかの幼魚期が、こんなカンジでした。このタイプの凄いのは、エラブタの第1発色が、色の出ているところと出て居ない所の境界線が明確であり、このタイプは鱗の第1発色もブツブツと赤い粒々が点々に発色していき、やがてそれが繋がって、1つのラインになるパターンの個体です。 左下の画像の個体も、結構赤いと言われる個体になれるパターンで、右上画像の個体ほどはAマークには狭くクッキリ発色しませんが、やや幅広に色が散りながらも光沢の無いザラザラした赤が出て、成魚でも見応えのある個体になります。 最も多い発色パターンは、右下の画像の発色で、エラブタに、やや距離を置いて、エアーブラシでペンキを吹きかけたカンジで発色し、エラブタ下地の銀色が透けて見えるため、明るいオレンジ色に見えます。 このパターンの発色をする個体は成魚になっても水質の変化で色が飛びやすく、鱗框が内側にグラデーション状に滲んでくるので余り、赤は強くなりません。 |
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![]() 画像A |
![]() 画像B |
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| 後方3鰭 上の3枚の画像のうち、左の画像の下側の舵ビレに図のような逆ラインが入る個体が、赤くなるタイプだとか、5年位前は言ってましたが、あまり関係ないような気がしています。 それよりも、画像Aのように30センチ以下の幼魚時は各鰭の外側のみ色が濃くて内側の色が薄い個体が多いのですが、これは、本来の色が出切っていないものと判断しています。 成魚でも同じことが言え、ある程度発色が落ち着くと、画像Bのように全体的にベタッとした発色をしています。 幼魚時に、入荷して間もないのに画像Bみたいな発色をしている個体は狙い目だと私は考えています。 尾鰭の形が菱形タイプだと辣椒タイプだなんて言われていましたが、これも、あまり関係ないと思っています。(あくまでも私感ですが) |
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鱗・鱗框 これが最も、気になる点でしょうね。 これは、エラブタのAマークと同様、初期段階において、赤の発色部分が明確な個体ほど、赤くなるようです。 |
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| 鱗框の出方ですが、これは好みが人により、違うと思いますが、上左みたいに鱗框がクッキリと赤の発色する部分としてない部分との境界線が明確な個体ほど、鱗框に乗る色は赤く、濃いものに仕上がるようです。 私が考えるに、その魚の赤くなる能力をコップ一杯のペンキに例えた場合、新聞紙1枚に均一にハケで塗っていくと、1回塗りしか出来ませんが、ハガキ1枚になら、コップ1杯のペンキなら4回も5回も上塗り出来ますよね! 鱗框の細いタイプは赤くなる能力を、その発色部分にのみ何回も赤が上塗りされるのでよけい赤く濃く感じる気がします。 鱗框の幅の狭い細框タイプは幼魚時の初期発色でも、1ミリくらいの細い、艶の無い赤ラインが出ます。 一見、細框に見えるタイプでも、肩口の鱗は鱗框が太くなっているケースが多いですね。 従って、肩口の鱗の初期発色も細いタイプが狙い目です。 鱗框の明確なタイプは単に赤の塗りが厚いばかりでなく、鱗底との色の対比がハッキリするため、コントラストのある、見栄えの良い個体になり、誰が見ても綺麗に見えると思います。 鱗框の太い、しかも内側のリングの境界線(第2鱗框)がボヤけて、内側に侵食してくるタイプ(上右図)は塗りが薄いのとグラデーションになるため、色はどうしても薄くなります。 これが殆どの個体だと思われますが、内側のボヤケ方によっては綺麗に見えますので、私はそんなに嫌いでは有りませんが・・・・でも、赤くはならないですネェ。 それと、気がついたのは細框の緋の際の明確なタイプを所有していても、赤くなるからと言う事で、水中蛍光灯を毎日、長時間照射させすぎると、日焼けにより赤さは増すものの、鱗框が内側に侵食してきて、グラデーション掛かったメリハリの少ないベタ赤タイプになりますので注意しましょう。(これも好みですけどね) 発色前の紅龍の第1鱗框の、これから発色する部分って言うのは、銀紫色のメタリック感に光りますが、この部分がボケずに細くクキッと、しかも強い光沢で出ている個体は発色が始まると色の強い、細框タイプになりますので、この段階で将来の予想がつきます。 発色前は光沢が強い個体ほど、発色が始まるとザラザラした濃い赤が乗ってきますが、これはいつ見ても不思議です。 金龍について えー、最後にやっつけ仕事で説明しますが(笑)、紅龍よりも見分けは簡単です。 上の図を参考して頂くとして、目の後ろ、斜め上の「耳」の部分が光っている個体は良くなる確率が高いです。紅尾金龍でも、稀にここが光っている幼魚が居ますが、金の巻きも上まで上がりやすく、光沢も良いです。 あと、過背金龍かどうかの1つの目安としては、背鰭基底鱗のウコロが、小さいうちから、どれだけ光ってるかですよね? 15センチくらいの過背金龍でも、ここの鱗が1枚1枚キラキラ光っている個体も居ます。高いですが・・ こういう個体は舵ヒレの付け根の鱗もキラキラしてるんですね〜。 過背金龍の血が濃いタイプなら、35〜40センチ程度で背鰭基底鱗は、あらかた光ってないと、6列完全巻きはキツいかも知れません。 ただし、ブルー系は金の上がりが遅いので、40センチでも背鰭基底ウコロがパラパラくらいの光り方の子が多いみたいです。 あと、過背金龍と見まがうばかりの紅尾金龍も居ますが、良く見ると尾ヒレの付け根の、尾筒部分の上側の鱗が発色しないので、ここで判りますし、4列や5列の鱗底の内側も、全然、発色しませんので、ここで私は判断しています。 金龍の場合、鱗框の細いタイプは藍底や緑皮として珍重されますが、これも光を当てすぎると、鱗底部が鉛色に光沢が無くなったりすることが有りますので、照明は、程々の方が良いような気がします。 ただし、金底タイプは光を当てたほうが良い結果が表れてます。 |
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