寄せ書き
エルらんどの概要
「ぶらり旅」でご紹介させて頂きました、エルどらんどの水族担当の方に概要についてお尋ねしていたのですが、お返事が頂けましたので、下に原文のまま、ご紹介させて頂きます。
 
Q1:飼育環境について教えてください。

A:

 飼育水槽容積 :約120m3
 濾過槽容積  :空容量8.7m3
 使用ろ材と容量:珪砂、玉砂利、ろ材容量6.7m3
 循環ポンプ水量:60m3/h×2基
 換水頻度と水量:換水の頻度は決めていませんが、水分蒸
        発による水位低下及び油膜除去時に上水を
        補水します。また、濾過槽逆洗やエアー抜
        きによる水位低下などでの補水もします。
        はっきりとした水量は不明で、季節や水温
        等によりバルブの開度を調整しますので補
        水時間もバラバラです。

Q2:現在の飼育槽の水質について教えてください。

A:

 pH  :6.0〜6.8
 水温  :24.5〜25.5℃
 硝酸塩 :20〜40ppm
 亜硝酸塩:0mg/L
 導電率 :未測定
 硬度  :未測定

    
Q3:日々のメンテナンスについて教えてください。

A:
 
餌の種類:アジを中心に与えています。季節によりコノシ
     ロやサケ 、サバも使用しています。
 1日当たりの量:週3回の給餌でアジの場合1回に5kg
     です。(ビタミン剤も添加) アジ以外も大体5
     kg前後です。

Q4:飼育上の注意点はどんなところですか?
    
A:
 ・水族の病気、怪我の有無や摂取状況等に留意していま
  す。
 ・潜水作業は週1回の休館日に行なっており、アクリル
  面、底面、壁面、擬岩を汚れ具合により、分けて清掃し
  ます。 また、季節により潜水時間は違いますが、潜
  水士3名が1日約5〜6時間潜ります。

Q5:水族担当の立場からマニアに対して伝えたいことはありますか?
    
A:
 ・生き物を飼う場合は、それなりの覚悟(気持ち、時間、お
  金等)をしてからの方が良いと思います。
 ・ピラルクー等大型になることが判っている種類を飼う場
  合は最後まで面倒を見るようにしてください。
 ・大きくなり過ぎて飼い切れないからといって、川や池な
  どに放す事は生態系を崩す事になるのでしないでくだ
  さい。 また、同じ理由で水族館などの大型施設に引き
  取って貰おうと安易な考えが少しでもあるのなら、最初
  から飼わない方が良いです。
 
若狭たかはま・エルどらんど、水族担当官
水族担当さん、ご多忙に関わらず、1民間人の質問に丁寧な解答を頂き、大変感謝しております。ぶらり旅にて取材させて頂いた内容を、より正確に読者の皆さんにお伝えする事が出来、大変嬉しく思います。

最後に頂いた言葉、私たち大型魚を飼育するものにとって、常に肝に銘じておかなければならない事だと思います。 手放す本人も、もちろん辛い事でしょうが、魚たちも悲しい事でしょう。 自然に放流する事は、必ずしも、その魚たちにとっては幸せであるとは思えません(厳しい生存競争や、環境)し、マニアとしてのモラルも問われます。

一部の心無い人たちにより全てのマニアが同一視される事もあります。一部の暴走族のイメージから単車乗りがヘンな目で見られるように・・・。
昨年の夏、私の町で甲長70センチのワニガメが用水路で捕獲されました。 私は保護、飼育を申し出ましたが、ワニガメが高価なため、転売目的で引き取られる可能性があることと、更に一生飼育して貰えるか判らない理由で民間人への引渡しは拒否されました。 岡山の動物園に引き取られた事も、ふと、思い出しました。

水族担当官さん、ありがとうございました。 設備的に面白く見ていて飽きないので、これからも遊びに行かせて頂きます。

管理人・きらりきら