
| 寄せ書き | ||||
| 自作FRP水槽製作記 | ||||
私が大型水槽を設置しようとした動機は、やはり出来るだけ水質の維持等のメンテを楽にしたかったからです。 そして、FRPで水槽を自作しようかと思ったのは、元々、以前から水槽システムの自作を楽しんでいたのと、仕事柄FRPの扱いには慣れてたこともありまして、以前、車にはまってた時に自作でフロントバンパーを型からおこして製作し板金屋に全塗装に出した時に板金屋のおっさんがこれ自作なの?ってビックリしてたのでこれしかないと思いました。 幸い工具にも恵まれてたもので・・・ FRP水槽製作の手順をこちらに詳しくまとめています。 FRP水槽製作に当たった所要時間は、仕事が終わってからの空いてる時間を利用しましたので、1日2時間の作業で1ヶ月位かかりました。 製作に掛かった費用ですが、私の場合は家にある物も使用したのでアクリル板込みで15万程度で済みました。(水槽・架台・濾過槽込み) 実際の費用は大部分が、アクリル板代で、アクリル板は宝来屋さんから、厚み20ミリの2400×1500の板を格安で分けて頂いたので、友人と半分にして2400×750の板を使用しましたが、詳しい金額は言えませんが、他社よりかなり安い見積もりを頂きました。 電話でも話しやすかったし、感謝しています。 でも、完成までに掛かった手間を人件費で考えると、仕上げの状態も含めて業者製作の水槽の価格は納得です。 水槽システムに付いてですが、 ●FRP水槽:2600×1200×1000H ●架台:ブロック・H鋼 ●FRP濾過槽:1800×900×400〜600H(ウエット&ドライ) で、構成しています。 また、新水垂れ流し方式で、濾材は、軽石200L・焼き赤玉土30L・腐葉土(葉100%)は、タマネギ袋3つ分(笑)を使用しています。 現在は、アジアアロワナを2匹混泳させています。 実際に水槽を製作して良かったなあと思うのは、屋外設置ですが断熱材を入れているためヒーター入れて無くても水温が2日で3度位しか下がらないし日中太陽がガンガン当たってても温度も殆ど上がらない事ですね。真冬は分かりませんが・・・ちなみに、現在は(5月)300Wのヒーターだけです。 あと、今思えば、ああすればよかったと後悔している事なんですが、まず、オーバーフローのパイプをVP65→50→30×3本に落としてるのを65でそのままいけば良かったです。 現在は65→50×2本に変更しましたが、ポンプ送水量に対してのオーバーフロー不足のため、飼育槽での滞水が大きくて、ポンプを停止させると飼育槽から滞水していた水量が、濾過槽に流れ込む訳で、濾過槽の垂れ流しの部分からろ過槽分の水が流れ出してしまい、いざポンプが動き出すと濾過槽が空になってしまう現象が起きました。 現在ポンプに水位センサーを取り付けていますが今後、濾過槽に水洗トイレのフロート式の弁を取り付け予定です。 また、オーバーフローパイプ径とポンプの大きさ、ろ過槽の大きさがあってない・・・ポンプから水槽に戻るパイプ径を細くするか途中にバルブで絞るようにすると簡単なのですがゴミが流れなくなると困るので・・・(涙) あとアクリルの取り付け面、これも微妙な凸凹があり、水槽の中を塗るときゲルコートをペーパーで磨いておけば良かったです。 ・・・もしくはゲルのままとか・・・これからも色々出てくるかも(涙) とにかく、製作過程において、最も困難であった工程は、アクリル板の取り付けです。 また、船製作の業者から得たFRP知識のうち、感心した点ですが、 ●FRPを貼る芯となる材料の凹の所にはパテをもり凸は角を落とす。 ●当然だけど樹脂と硬化剤の量はきちんと測る(慣れは怖い物で私はいつも通りいい加減に混ぜました) ●FRPを張るときは出来るだけ樹脂とゲルコートは混ぜないでゲルコートは後で塗る。 ちなみに、私の水槽位だとFRPのマットは内側2枚外側1枚で良い(但し造船所で使用している#400??のマットの場合は、慣れないと少し扱いにくいそうです?) ●水槽に補強を入れる場合の角材は幅が30〜50mmある方がマットを張りやすい(細いとエアーが抜きにくい) 当然だけどエアーはしっかり抜く事エアーが入っていると水漏れの原因になります。 しかも水はエアーの隙間から色々に入り込み、どこが原因で水が漏れているのか探すのが困難です。だから仕上げには必ずゲルコートを塗りましょう!マットの凹凸も目立たなくなります。 ●マットを貼る面にはあらかじめ樹脂を塗っておく。 小さい面積を貼る場合は初めにマットに樹脂をダンボールの上でたっぷりと樹脂を染み込ませておくと張りやすい。 ●想像以上に硬化するのが早いので手早く作業する。 えーと、これを読んでFRP水槽の自作を試みる方へ 自作を成功させる条件とは、作業場所と時間があり、お金が無い事が自作水槽製作の必須条件です(笑) あと、失敗は許されないと自分を追い込むことが大切です(ウソ) マットを張っていく場合、初めは水漏れとは関係ない外側から作業を進めていくと内側に取り掛かる頃には慣れてきます。 とにかく、頑張ってください。 西讃龍魚組合・管理人・OSSAN |
||||
| OSSANさんのFRP水槽製造計画は、構想当初からメールで、やりとりしてまして、製作過程の途中に何度か、お宅にお邪魔して、製作状況を拝見させて頂きましたが、正直、出来上がった水槽は、知らなければ何処かの業者で購入したと思うくらいの出来栄えです。 FRPへのアクリル板の貼り付け方法は、私が知り合いの水族館水槽製作メーカーから小耳に挟んだノウハウを口頭で説明したのですが、OSSANさんは涼しい顔で、見事に習得されてました。 さすが、自作マニアというだけ有って、素晴らしい出来栄えです。 これまでに、いろいろな水槽設備を自作されたり、車のFRP改造等の、さまざまな技術が有るからこそ、出来る芸当で、誰でも真似のできることではないでしょうが、自分で作ったハンドメイドのGOODSへのコダワリって、男なら皆、憧れるのでは? 自作はOSSANさんも書かれてるように手間や失敗とか、ノウハウも考えると、私も専門業者にてオーダーされる方が良いだろうな、とは思いますが、でも、私も機会が有れば、こんな自作に挑戦してみたいなあ・・・とOSSANさんの完成した水槽を見て思いました。 今後も、いろいろなスタイルの水槽やアクアライフが出てくるでしょうが、OSSANさんのスタイルは、まさしく自作好きなOSSAN流で、キマッたな。と感心しています。 これも、オットコマエなスタイルですよね? 今後も、自作の腕を磨き、私たちを驚かせてくださいね。 有難うございました。 管理人・きらりきら |
||||