
| アジアアロワナ勉強部屋 | ||
| 龍魚に最適な水とは? | ||
| これから書くことは,あくまでもわたしの少ない経験の中で感じたことを主観で述べますし,曖昧な表現だと誤解を招くかと思いますので,あえて,数値を明記していますが,これは絶対値ではありませんので,これ以外の数値であっても全く問題ないことを御理解ください。 | ||
| 1.龍魚の生態に付いて考える 龍魚飼育に限らず、熱帯魚を飼育するに当り、自然下においてどのような生活をしているかを把握しておくことはとても重要です。 多くの魚は、その生息している地域に応じた環境に適応して代々繁殖・生活してるわけで、その条件から外れたところで魚本来の適応能力から、飼育は可能ではあるものの、その魚本来の魅力を引きだすことは出来ないと思っています。 龍魚の飼育について、龍魚が元々棲んでいる生息地の状況を文献等で聞きかじる限り、下記のような共通点があります。 1.流れが殆ど無い、沼や湖に近いような川の淀みに棲息している。 川に生息している種にしても高低差の無い大地を流れる川であるため 湿地帯のような蛇行した川であるため、カーブ部分が取り残された『三日月湖』状のエリアが 良く出来るが、そう言ったところに棲んでいる。 2.龍魚の捕獲などが、雨季の幼魚などは水没林や、水没した草叢のようなところで採集される。 3.魚のサイズに似合わず、テリトリーが狭い。そのエリアは数10mとも数100mとも言われるが、 いずれにせよ、広いエリアを回遊するような魚とは違う。 4.幼魚時は浅瀬にいるが成長と共に、深いエリアに移動する。 5.棲息している水は茶色なり、ミルクティー色なり、意外なほど透明度は低い場所である。 以上のような生息状況より、下記の特長が挙げられます。 ●龍魚は急激な水質変化を嫌う。 これは海水魚を例に取れば判りやすいと思います。 海は、年間を通して塩分濃度も水温も大きく変化することはありません。私も数年間、無脊椎を中心に海水魚を飼育していたことがありますが、サンゴや海藻など通常、水温26℃で水合わせして水替えしていましたが、ある日、水換え用の海水のヒーターを入れすぎて29℃くらいまで上昇させてしまい、まあ全量の半分にも満たない水量だしエエわと思ってそのままドバドバと水替えしたのですが、翌日から水槽の崩壊が始りました(涙) 比重はキチンと塩分濃度を併せていたのですが、良く考えれば海で短時間で水温が3℃も上昇することなどありえないわけで、ましてや無脊椎など、植物同様、そんな簡単に環境に応じて移動など出来ないわけなので適応できずに死んでしまうのも当然のことです。 川などの淡水にすむ生物も雨季や乾季の差はあれど、飼育時の水換えのように短時間でガラッと水質が替ることなど無く、ましてや成魚になれば淀みのエリアの中心部に生息していて、捕食時間以外は水底付近にいるとも言われていますが、琵琶湖の年間水温変化を調べてもらえば判りますが、現地との水温の違いはあれど、水底付近の水温変化は年間を通じて殆どありません。 また、川といっても現地の川は日本とは比べ物にならない規模ですし、棲息している地域が湖に近いような環境であれば、水温や水質の変化は緩慢であることはお判りのように、龍魚は元々水質や水温の変化に乏しいエリアに生息している魚であるため、飼育においても、出来るだけ変化が無いように努める必要があります。 ●成長サイズにより、水温が異なる。 親魚の口から吐きだされた龍魚の子供たちは、自らの身を守るのに最適な浅瀬の草叢にジッと身を潜めています。 これは、障害物が多くて浅いエリアですと、稚魚を捕食するような外敵が侵入し難く、またこのような場所は同様の理由から他の魚種の小型魚や稚魚も似たようなエリアに居る訳ですので、餌としても幼魚期にメダカなどを好むのも理解できます。 そして、このような浅瀬で、水の流れがないと、当然水温も高いのです。 実際に海水浴などに行き、入江の浅瀬で遊んだことがある人はお判りでしょうが、そのような場所は意外なほど高水温で、数m水深のエリアに潜りに言った後戻ってくるとお風呂かと思うほど暖かく感じるものです。 太陽光の熱により水の移動の無い部分は暖められて高水温になり、そのようなエリアに幼魚達は生息しています。 逆に、現地の川は透明度が悪いので、水深が少し深くなってくると川の透明度の悪さから太陽光は遮断され、一気に水温は低くなっていきます。 つまり、成魚になるにつれて水温の低い場所に生息域を移動させる魚であると言うことで、飼育下においても、成長に併せて環境を併せてやる必要があります。 このようなことから、龍魚に適した水質についてまとめていきます。 |
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| 2.水温 10-25cmの幼魚=水温30-32℃ 25-45cmの若魚=水温29℃ 45-55cmの中成魚=水温28℃ 55cm以上の成魚=水温27-28℃ これらは、あくまでも判りやすさにポイントを置き、数値で明確化させるため、あえて区分していますが、実際には幅があるものと考えてください。 ガンガン大きくさせたいのであれば、水温は上記よりも高めに設定してやり、魚の活性を上げて新陳代謝を促進していくこともありだと思います。 また、最低水温ですが、電気代との絡みもありますので触れておきます。 私の知る限り、成魚に限って言えば、ゆっくりと季節に応じて水温が低下していく場合、22℃位までは餌食いも殆ど低下せず、普通に飼育できます。 ただ、17℃以下になりますと浮き袋などの生理的な異常により引っくり返るなどのトラブルを見聞していますので、一応のデッドラインを17℃と考えています。 ただ、このような低水温飼育は、魚の活性が下がった状況の為、病気やその他の環境変化には適応し難いわけですから、思わぬトラブルが発生する場合もありますので、全ての人にお勧めするわけではありません。 あくまでも自己責任とお考え下さい。 そして、幾ら22℃で問題ないといっても、水換えにより短時間で28℃から22℃に下げれば、水温変化に対応できず龍魚は死んだり、永続的な影響が発生することを忘れないで下さい。 |
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| 3.pH ゆっくりとしたpHの変化だけで言えば、知る限りの数値の幅では3.5-8.7位まではとりあえず、飼育は出来ます。 とりあえずと言う表現は、この上下のpH境界付近では色も褪せ、餌も食わなくなりますので、あくまでも限界値であり、現実問題としてはpH5.3-8程度までが問題なく飼育できるレベルであると纏めておきます。 pH5.3よりも下になりますと、バクテリアの活動が著しく制限される為、水質の安定化が困難になります。 また、pHが8以上あるような場合、大半は硬度が高く、本来の生息域の条件と外れますので、発色しません。 最適な数値としてはpH5.5-7.5の間かと思います。 紅龍の場合は、発色を考えるとpH5.5-6.5位が理想的かと思います。 もちろん数値で表しているだけですので、最適数値を外れたら、即座に魚が体調を崩すかと言えばそうでは無く、pHそのものが硬度や硝酸塩などの影響によりコロコロと左右されるものですので、あまり神経質になる必要はありません。 むしろ、大切なのは、水替えなどで短時間でpHがガラッと変ってしまうことが問題であり、これも最初に述べた龍魚の生息地の環境を考えれば当然のことです。 良くあるトラブルの一つは、水替えをサボりにサボって、ある日気が付いたらエラメクレしたり、頭部に穴があいたりしてpHを測ってみたら4くらいまで下がっていたので慌てて一気に大量の水替えでpH7にしようと帳尻合わせする急激な水変えにより、龍魚がpHショックで引っくり返ったりヘッドダウンしたりするトラブルです。 本当にこのトラブルは多いです。 こんなときは、急に水質を元に戻したから、エラメクレや頭部の穴が元に戻るものでもないわけですから、落着いて毎日1/6-1/5程度の少量の水換えにより、徐々に正常値に戻していくようにしてください。 |
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| 4.硬度 龍魚は何れの種も、硬度の低い軟水レベルに棲息しています。 したがって、理想としてはGH3-8(最適3-5)、KH1-5(最適3前後)と考えます。 特に紅龍は軟水域でのみ美しく発色します。 GHが8を超えますと硬水のエリアとなりますので、龍魚は発色し難かったり、餌を食わないこともあります。 また、混泳時に噛み合いが多かったりイライラとした泳ぎをする個体も多く、硬度自体がストレスになるようです。 KHの場合、アルカリ度とも呼ばれている水質要因ですので2以下ですと炭酸塩による緩衝作用が不足するため、pHが急激に下がりやすく、水質が安定し難い点が挙げられます。 不幸なことに使用する原水が硬水域であれば、軟水器やRO水をブレンドして軟水化させてやる必要がありますし、KHの低い超軟水であれば、水質の安定化を図るために枝サンゴを濾過槽に入れて、硬度を上げる必要もあるかと思います。(サンゴ砂は水との接触面積も増大し、硬度を急激に上げすぎますし、溶けて濾過槽で回収できなくなるなど、デメリットもあり、私はあまりお勧めしません。) この硬度の急激な変化によっても龍魚は引っくり返ったり、ヘッドダウンするなどの水質ショックを起すため、やはり大量の水換えは推奨しません。 |
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| 5.硝酸塩 硝酸塩は、餌や糞などの有機物がろ過バクテリアにより分解された淡水系での最終形態であり、時間の経過と共に蓄積されていくもので、脱窒以外に除去できませんので、唯一の除去方法は硝酸塩の殆ど無い水道水や井戸水により水替えして『水槽内の硝酸塩濃度を希釈する』方法しかないです。 いろいろな不思議グッズが『水替え不要』などと言う触れこみで時たま販売されますが作っている連中は実は熱帯魚の飼育経験など無く『希望的効果』としてカタログに謳っているだけのものであり、私はこれらのグッズを苦々しく傍観していますが、これらの不思議グッズが飼育のスタンダードになった実例は未だ1件も無く、たかだか数トンレベルの水量で、大型魚がバランスドアクアリウムなど形成できるわけも無く、水替えが不要などということは今後も趣味レベルの投資において実現されることは無いであろうと断言しておきます。 蓄積される硝酸塩を除外していくには、昔も今も水替えしかないという現実を忘れてはいけません。 水替えが面倒であるとか、大変と言われる方の大半は、飼育している魚に対しての情熱が足りないか魚に対しての理解度が不足しているかたかと思います。 水替えを軽視して熱帯魚飼育は語れません。 基本中の基本ですので、そのような方をご存知でしたら、もっとその魚に対して勉強してくださいとお伝えください(笑) 魚を知れば知るほど、水替え後の調子の良さや餌食いなどを見て、飼育者であれば水換えは楽しい作業になるはずです。 少し横道に反れましたが、硝酸塩の最適数値は25mg/L以下で、特に紅龍は硝酸塩の数値により発色の仕方が変化しますので重要です。繁殖の場合も25mg/L以下の方が孵化率も含め調子が良いかと思います。 50mg/Lを超えたら水替えするようにされた方が良いでしょう。 紅龍の場合、硝酸塩濃度が上昇することで、赤の発色が黒ずんできて見た目が赤く見えますので、わざと水替えの量を減らして高めの硝酸塩濃度をキープされるケースがありますが、この方法は餌食いが低下したり、病気に対しての抵抗力も低下しますので、ある程度水について理解されている方じゃないとキープするのは困難と思います。 |
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| 6.溶存酸素 水中の溶存酸素には、その水温に対して溶けうる限界(飽和値)が決っています。 そして魚の生命活動には酸素は不可欠です。 特に、餌を食べた後は酸素は消化に必要である為、捕食後に呼吸が荒くなっているような場合、酸素不足といえますので、このような場合、人間で言う貧血などに陥りやすく、せっかく摂取した栄養も代謝が悪くなりますので、エアレーションは、十分すぎるほど行ってください。 また、残餌や魚の排泄物が濾過槽に流入してきますとバクテリアも分解活動のため大量の酸素を必要とします。 これが不足しますと有機物分解が遅れたり、嫌気性分解となり水質の腐敗の原因にもなりますので、濾過槽へのエアレーションも必要です。 私の考え方としては魚とバクテリアのエアレーション比率は1:1か、場合によっては1:2程度欲しいと思います。 必要なエアー量ですが、私の行っていた目安は1800*900*600H水槽で、龍魚8-10匹程度で、濾過槽からの水の落込みによる酸素の供給がある状態で10リットル毎分近く行っていました。 濾過槽は、その当時は1200*450*450相当の規模でエアーリフトを兼ねて、20リットル毎分行っていました。 (あくまでも経験談であり、絶対値ではありません。) 上部ろ過の場合、濾過槽内でエアレーションは困難ですが、よほど大規模な上部ろ過でなければポンプからの水の落とし込み出酸素補給し、ろ材の層の厚さも薄いのでわざわざエアレーションしなくても良いです。 |
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| 7.水質測定の意義 上に書いた水質項目は、水槽サイズに対しての収容する魚のサイズや匹数、また、水換えの頻度や、設備内容により全て異なります。 言いかえますと、掲示板で、いろいろな魚の症状やトラブルをお話されても、突き詰めて言えば、その水槽の中の状況を把握することは私も読まれている方にも判らないのです。 つまり、トラブルを解決するのは飼育者本人以外に居ないと言う当り前の事実を考えますと、より早期にトラブルの原因を究明し解決案を練らなければならないわけですが、多くは私や読まれた方の想像の域によるアドバイスしかできないのが、毎回、残念に思われます。 そんな時に、上記の水質項目などについて、情報を頂ければ、発生しているトラブルが水質によるものなのか、病原菌によるものなのか、魚自身のストレスなのか、比較的的を絞って考えることが出来ますので、余計な時間や方法について考えなくても済みます。 また、日々の水換えについて、自分なりに水替え前後の水質や、トラブル発生時の水質などをカレンダーなどでも結構ですので、簡単に書いておくと、やがて自分の水槽における規則性に気付かれることでしょう。 そうなれば、正常と異常の判断もつきますし、トラブル時に過去の事例を振り帰る事が出来、より迅速な対応が可能になるはずです。 これがあとで、ご自身の『勘』やノウハウと呼ばれるものに成長していくことでしょう。 (余談ですが、熱帯魚を飼育して1ヶ月やそこらで『勘』で管理される方が居られますが、これは目隠しして車を運転するようなものでとても見ていて危険に思います。車を運転するには、車の特性や法規を勉強して初めて人前で運転できるわけですので、そのあたりを良く考えていただきたいですね。ちなみに、ディスカスや海水魚など、難易度の高い、水をある程度知っていないと飼えない魚種の飼育歴が何年であろうと、龍魚を飼育するときには初心に返るべきです。逆もまた然り。これは普通自動車免許があるからといって、いきなり4tのユニック車を運転するようなもので、すぐには慣れるでしょうが、いきなりでは勝手が違い、飛ばしていると事故ります。) 測定キットとしては、私は不可欠と位置付けていますが、それぞれの買物の順番やおコズカイのやりくりもあるかと思いますので、水温計とpHと硝酸塩が最初、次が硬度KH、次がGHかなと思います。 硝酸塩と導電率をある程度続けて記録していけば、導電率がどれぐらいの数値であれば、硝酸塩がどの程度か予測もつくようになります。導電率計はデジタル式が通販で安価ですし、測定も簡単なので、予算に余裕があれば持っておかれると良いですね。 ちなみに、繁殖ではベストは150以下、普通で200μS(マイクロジーメンス)以下を目安に頑張ってください。 一般の飼育では250以下で飼育するべきかと思います。 紅龍の発色重視で、水換えを控える飼育をされたり、収容尾数が多いのに水換えが足りずにpHが下がっているような場合、450くらいになっていることもありますが、そのあたりが知る限り限界かと思います。 |
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| 8.水換えの重要なポイント 話が最初に戻りますが、龍魚の生息域を考えると水質の変化は緩やかなほど良く、1回の水換えの量は少なければ少ないほど、魚への水質のストレスは少ないわけですが、水換えの量が少なければ、それだけ元の危険数値に戻る期間も短いわけですので、少量の水換え量であるほど、次回の水買え期間は短くなるわけです。 これを不連続的な水換え回数をより、多頻度にしていく考え方が、24時間新水垂流し法であるといえるわけで、広義で考えればファームの池や自然下の湖や淀みは、常時、新水垂流しになっているといってよいわけです。 しかし、この方法じゃなければダメかと言えばそうでもなく、魚たちには適応能力がありますので、毎週半分の水換えで続けていけば、魚自身がそのペースに慣れて、なんともなくなったりします。 (ただし、このような多量の水換えは新陳代謝の促進も多く、大きく育てるには良いですが、水質変化の上下が激しいため発色は困難です。) 一般的には毎週1/3の水換えとよく言われてますし、私もまず、その量と頻度を進めますが、これはその水槽サイズや匹数、魚の大きさで変化するわけで、週1/3で間に合わなければ週2回1/3とかになってきますよね? 極端な話、毎週2/3の水換えをしないと水質が正常値に戻らない場合だってあります。 根本を言ってしまえば、そのような水換えペースにならざるをえない飼育尾数や水槽サイズ、ろ過設備について考えないといけませんが、かといって、大きな水槽が必要なことが判ったとしても今日の明日に設備を揃えられるはずも無く、当分は毎週2/3の水換えを余儀なくされるコトだってあるでしょう。 しかし。龍魚の生態を考えれば、大量の水換えは良くないことは上で述べた通りです。 では、どうすればよいのか? 答えは『時間を掛けて水換えする』ことです。 一度に2/3であろうと、4/5であろうと場合によっては水槽の移動など、それに近い状態になるわけですが、あくまでも問題なのは急激な水質の変化なのであり、大量に水換えをするのであれば、ろ過設備などを回しながら、1/3の水量を1時間掛けて入れる。2/3の量を3-4時間掛けて入れる。 4/5の新水を半日くらい掛けて入れる。 このような方法は、過去に何度も水槽移動を経験していて魚の餌食いや色飛びなどにも殆ど影響が無いことが判っていますので、水換え量が多い方は、是非、実践してください。 |
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| 2006,4,3 | ||